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兄弟で不動産を共有するデメリットとは? その1

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港区の不動産買取業者が教える 兄弟で「不動産を共有する」とは?

港区の不動産買取業者が教える 兄弟で「不動産を共有する」とは?

2022/05/03

親が不動産を所有している場合、相続が発生したときに考えなければいけないことが「誰が相続するか」です。

1人に決めることが難しい場合、2人以上の名義で登記することは可能ですが、兄弟姉妹で1つの不動産を共有するとどうなるでしょうか?「仲が良いから揉めることはない」と思っていても、後日トラブルを招く可能性があるのです。

 

そこで今回は、兄弟で不動産を共有するメリットとデメリットと、すでに不動産を共有している場合の解消方法などをあわせてご紹介します。

 

兄弟で「不動産を共有する」とは?

「不動産の共有」は、名義となっている人全員に所有権がある一方、お互いを制限している状態となります。また共有名義にする際には、共有持分を決める必要があります。

 

共有持分とは、1つの不動産を2人以上で所有している際に、それぞれが持っている所有権の割合のことです。

例えば、兄と弟で不動産を共有する際、兄の共有持分が2分の1・弟が2分の1だとしたら、半分ずつの権利を持つことになります。この「2分の1」とは、「建物の西側が兄のもの、東側が弟のもの」という物理的な考えではありません。あくまでも概念的なことになります。

 

兄弟で不動産を共有するケースとは

兄弟で不動産を共有するケースとは、どのような状況があるでしょうか?
ここでは親からの相続をはじめ、他にも考えられるパターンをご紹介します。

 

・親からの相続

親名義の不動産を兄弟で相続することで、共有名義になるケースがあります。

遺言や遺産分割協議により、相続人を1人に決めると単有になりますが、兄弟2人以上で相続登記をすると共有状態となります。

また協議中で相続登記が済んでいない間は「潜在的共有状態」となり、法定相続人全員が共有しているものとみなされます。

 

・兄弟で住宅を購入

兄弟で一緒に住む家を購入するケースです。

夫婦で暮らす住宅購入とは異なり、ペアローンが組みにくい可能性がありますが、現金での購入や、一人が現金で頭金を支払いもう一人がローンを組むという方法を取れば不可能ではありません。

 

・兄弟で投資用物件を購入

マンションなどの投資用物件を購入し、兄弟で経営するケースです。

 

次回は兄弟で不動産を共有するメリットとデメリットを解説します。

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