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港区の不動産買取業者が教える 所有している空き家に他人が住みついてしまったら?

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港区の不動産買取業者が教える 所有している空き家に他人が住みついてしまったら?

港区の不動産買取業者が教える 所有している空き家に他人が住みついてしまったら?

2022/07/07

近年、「空き家問題」は深刻で、その数は年々増えている状況です。実は、「空いている」ことをいいことに、他人が勝手に住みついてしまうことは稀なことではありません。

 

もし自分が所有している空き家に他人が住んでいることがわかった場合、どうしたらいいでしょうか?

 

現在、空き家を所有している人はもちろん、将来的に相続で空き家を所有することになりそうな方も参考にしてください。

 

空き家に所有者ではない人が住んだ場合、どうなる?

所有者の了承を得ずに空き家に勝手に住むと「不法占拠」となり、犯罪となります。具体的には下記の罪に問われることになります。

 

・住居侵入罪に問われる

住居侵入罪とは、正当な理由がないのに、他人の住居などに侵入した場合に成立する犯罪です。「正当な理由がない」とは、住人や管理人などの意思に反して不法に侵入することを指します。法定刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰金となります。

 

・不動産侵奪罪に問われる

不動産侵奪罪とは、他人の不動産を了解なく占有した場合に成立する犯罪で、10年以下の懲役に処せられます。不動産のうち土地は、地面のみではなく地上や地下も含まれます。

 

空き家に住んでいる人を退去させる方法

もし自分が所有している空き家に他人が住んでいることがわかった場合、どのように対処したらいいでしょうか?その方法をご紹介します。

 

・警察に通報する

見知らぬ人が所有している空き家に住んでいることがわかった場合、すぐ警察に通報をしましょう。空き家に無断で住みつくような人は危険人物である可能性があります。犯罪に巻き込まれてしまうかもしれないため、直接交渉は避けた方がいいでしょう。

 

・明け渡し請求をする

不法占拠者に対して明け渡し請求をすることもひとつの方法です。その際は弁護士に依頼するといいでしょう。

 

・自力救済は禁止

自力救済とは、権利を侵害された権利者が裁判などの公的救済手段に頼らず、自力でその権利を取り戻すことをいいます。不法占拠をしているからと言っても、武力や腕力で無理やり追い出したり、不法占拠者の荷物を無断で捨てたりする行為(自力救済)は禁止されているため注意しましょう。警察や弁護士に相談し、法律に従った対応が必要です。

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